猫の健康と病気

猫が喜ぶマッサージ方法と注意点とは??

猫が喜ぶマッサージ

みなさんねこちゃんをマッサージしたことはありますか?
うちの「ちょこ」は顔回りをモミモミ・トントンすると
ゴロゴロと喉を鳴らしてとろけそうな顔をします。

実際ねこのマッサージってどんな効果があるのか気になったので調べてみました!

今回はねこが喜ぶマッサージ方法と注意するべきことをご紹介していきたいと思います。

ねこにマッサージをするメリット

・ストレスの解消
・血行が良くなり健康維持や老化防止
・猫と仲良くなれる
・体の異常に気付ける

ねこちゃんとスキンシップをとるのにマッサージはとても有効的です。
ねこが撫でてほしい触ってほしい気持ちの良いと感じる部分を理解することで
ネコちゃんとの距離を縮まり、マッサージを自分からねだってくるようになるでしょう。

またマッサージをすることで全体の凝り固まった筋肉が和らぎ、
血行も良くなり健康維持や老化防止
につながります。

こまめにマッサージを行っていると「あれ?いつもこんなんだっけ??」と
猫ちゃんの体の異常に早く気づくこともできます。

わたしたち人間側も動物を触ったり、撫でたりしているときは心拍数が安定するなど
リラックス効果もあるみたいなのでマッサージはとてもおすすめです。

マッサージするをする上での注意点

マッサージをするときは力を入れて行うのではなくソフトタッチで行いましょう。
強すぎる場合、恐怖心や警戒心が高まりマッサージを
させてくれなくなる可能性があります。
神経が集中しているお尻やしっぽ、足先、おなかは触られるのが嫌
猫ちゃんが多いので注意しましょう。

しっぽをパタパタしたり耳をそらしたり噛みつく場合は
「イヤ!やめて!!」のサインなので無理やり触るのはNGです。

またマッサージをするタイミングも重要です。
ご飯を食べているときや毛づくろい中、遊んでいる最中などは避けましょう。できるだけリラックスしているときやマッサージをねだってスリスリしてきたときに行うのが良いでしょう。

冷たい手や濡れた手で触られるとねこちゃんもびっくりしてしまいます。
手を温めた状態で触ってあげるとねこちゃんも喜びます。

ねこにもツボがあるってホント??

ねこにも人間のようにツボがあり、その数300か所以上あると言われています。
今回はその中でもおすすめの箇所を紹介します。

体を触られるのはイヤだというねこちゃんでも
顔を触られるのは平気という子はたくさんいます。
顔回りのマッサージから慣れてもらい、
そのあとに全体をマッサージするのがよいでしょう。

・百会(おでこ・しっぽの付け根)

ねこのお気にいりのツボの一つで撫でたり触られるのが大好きな場所です。
場所はおでことしっぽの付け根の尾てい骨の部分です。お尻は警戒される可能性があるのでおでこをナデナデ、トントンしてあげましょう。

・風池(耳周り)

ねこの耳周りにあるツボです。
猫風邪や気管支炎、口内炎などにきくと言われており、
リラックス効果もあるため疲れなどもとれるでしょう。

・迎香(鼻周り)

ねこちゃんの鼻の横にあるツボです。
ここを触られるのが嫌なねこちゃんもいますがもし可能であれば軽く揉んであげましょう。
このツボは鼻の調子が悪い時、鼻水が止まらなかったり、鼻息が荒い時などに触ってあげると効果的です。

・督脈(背中)

ねこは背中に(督脈)おなかに(任脈)というツボの経路があります。
お腹を触られるのが嫌なねこちゃんが多いためおすすめは背中の(督脈)を撫でてあげることです。
頭から首、背中にかけてゆっくり毛並みに沿ってなでてあげるのがよいでしょう。

・湧泉

肉球にあるツボです。
万能ツボともいわれ生命力や生殖能力を司り、
生きるためのエネルギーが湧き出る場所と言われています。

前足と後ろ足ではツボの効果が異なるので両足をマッサージするのがおすすめです。

前足の肉球は疲労回復やストレスを解消し、後足の場合は肥満防止や代謝を良くするなどの効果があります。

まとめ

いかがだったでしょうか?
マッサージは猫ちゃんとのスキンシップにもなり、
体の健康維持にもかかわる大切なものです。

1日10分~30分を目安に行ってあげましょう。
もちろん嫌がっているのに無理やりマッサージをするなんてことはだめですよ!

また体の異変を感じたらすぐにお医者さんに相談しましょう。