猫の気持ち

猫が嫌いな人に見せる8つの態度

ねこが嫌いな人にみせる行動

猫を触ろうとしたら、なぜか逃げられる…
なんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

人間にも好き嫌いがあるように、実は猫にも好き嫌いがあるのです。

今回は猫が嫌いな人に見せる8つの態度をご紹介したいと思います。猫に以下のような態度をとられたことがあるという方は、これから猫に対する接し方を改善してみましょう!

「シャー」や「ウー」と鳴いて威嚇する

猫が威嚇するのは、危険や恐怖を感じ「今は近寄らないで!」ということを伝えています。

この行動は猫同士がケンカするときにもよく見られる行動で、自分の縄張りに入ってきたりすると恐怖と怒りで威嚇をします。

猫の威嚇を無視して触ろうとしたり抱っこしたりしようとすると、思い切り噛まれたり爪を立てられりするので要注意です。威嚇されてしまったら、触ろうとするのをすぐにやめて、落ち着くまでそっとしておきましょう。

触ると噛まれたり引っ搔かれる

猫が噛んだり爪で引っかいたりするのは、単純に猫にとって人間のとるその行動が、怖い・嫌だと感じているからです。

例えば、猫にとって嫌な場所を触ったり、嫌がっているのに無理やり抱っこをしようとすれば嫌われて当然のことですし、猫が怒って爪を出してしまうのは目に見えています。

もし猫が噛もうとしてきたり引っ掻いてきそうな素振りを見せたら、すぐに離れることが大切です。なるべく猫がリラックスできるような空間を作ってあげられると良いですね。

近寄ったり触ると逃げていく

外で生活しているノラ猫などは、いつも警戒心を持ちながら暮らすことが多いです。他の敵から攻撃されないように常に気を張っているため、人間慣れしていない猫だとすぐにどこかへ逃げて行ってしまいます。

室内で飼っている猫の場合で逃げていってしまうのは、「遊んで欲しいからわざと逃げて気を引こうとしている」場合もあれば、「近寄られると何かされるのではないかという恐怖を感じている」場合もあります。

猫は目を合わされると緊張してしまうので、近づくときは目を逸らしつつ、正面からではなく円を描くように迂回しながら近づくのがポイントです。

呼んでも無視される


猫は自分の名前も、飼い主の予呼び声も聞き分けられるといいます。猫を呼んでも反応してくれないのは、以下の理由が考えられます。

● 眠い、リラックスしたいと思っている
● 毛づくろいやご飯を食べている時など
 集中している時は話かけられたくない
● 用事もないのに呼ばないでほしいと思っている

また猫には好きな音のトーンがあり、低い音よりもやや高音の音を好む傾向があります。男性よりも女性の声に反応しやすいので、呼ぶときは高音で話しかけると、いつもより振り向いてくれるかもしれません!

ヒゲが前にむく

猫のヒゲは生きていくうえで欠かせない重要な体の一部で、様々な情報を読み取るセンサーとしての役割があります。また、ヒゲの向きでその時の猫の気持ちが分かります。

例えば、猫のヒゲがピンッと上を向いている時は「遊んでいて楽しい」と感じ、「何かに夢中になっている」ことが多いです。反対にヒゲ下がっている時は「のんびりしていてリラックスしている」という証拠。

そしてヒゲが前に向いている時は、目の前に気になるもの(危険を感じるものや敵など)を見つけ、相手との距離をはかっています。その相手が嫌いなものや人だった場合は、厳戒態勢に入り攻撃を仕掛けてくることもあります。

耳が後ろに向く

猫の耳が後ろに向くのは、怒っている時のサインの1つです。よく「イカ耳」とも言われ、嫌いな音を聞いたときや嫌いなもの・人を見つけたときに耳を後ろに倒す行動をとります。

猫の気持ちは耳に表れやすいと言われているのでよく観察して見てみましょう!

尻尾を素早く揺らす

猫がしっぽをバタバタと上下左右に大きく揺らしている時はイライラしている証拠です。

この状態のときに猫を落ち着かせようと撫でたり抱っこしようとすると、かえって猫をイラつかせてしまうので、明らかに不機嫌そうだなと感じたら構わずそっとしておくのがいいでしょう。

後ずさりをする

後ずさりをするのは、目の前に苦手なものがあった時や苦手な人が近づいてきた時に、恐怖や苦手意識を感じてとってしまう行動。

人間が幽霊に迫られたら後ずさりしてしまうのと同じように、猫も苦手な人間に迫られたら後ずさりするのです。

正面から近づかれると猫も緊張感を持ってしまうので、ゆっくり少しずつ、徐々に距離を縮めていきましょう。