猫の健康と病気

猫草って何?猫に与えたほうがいい?実際に育ててあげてみた!

みなさん猫草ってご存じですか?

先日ホームセンターに行った際に猫草のコーナーを発見しました。
旦那が初めて見たようで興味深々で立ち止まっていたので猫草の育成キット(にゃんベジ)を買って育ててみることにしました。

今回は、猫草ってどのようなものなのか?食べさせた方がいいのかなど紹介していきたいと思います。

猫草とは

猫草とは、猫が好き好んで食べる草全般を指しています。
主に

・燕麦(エンバク):オート麦、オーツ麦
・エノコログサ:ネコジャラシ

といったイネ科の植物が有名で
ペットショップなどで販売されているものは新芽の柔らかいものが多いです。

また猫が植物全般が好きというわけではありません。

ネギ科(タマネギ、ネギ、ニンニク、ニラなど)
ナス科(ナスやトマトなど)
ユリ科(ユリ、チューリップ、スズランなど)

上記のような植物はねこの体に悪影響を及ぼすため気をつけなければなりません。

もし食べた場合、下痢や嘔吐などの症状だけでなく、ものによっては少量食べるだけで亡くなってしまう植物もあります。

間違えて食べてしまわない様、『猫草』という名前で
販売されている植物以外は、家に持ち込まないようにしましょう。

猫草にはどんな効果がある?

猫の胃の中で消化されずに残ってしまった毛玉などを排出させて、胃もたれや胸やけを解消させます。

猫はグルーミングといって、自分で自分の体を舐めて毛づくろいをします。
猫はとてもきれい好きで、見ていると日に何度もグルーミングをしています。

このグルーミングの際に舐めとった不要な毛がお腹の中で毛玉になります。
お腹の中の毛玉が排出されないと、胃もたれや胸やけ、食欲不振の原因等になります。

また新鮮な草の香りを漂わせる猫草は、家の中でも手軽に味わえ、
シャキシャキとした楽しい食感も相まって、室内暮らしで塞ぎがちなネコにとってはストレス発散の嗜好品です。

猫草を食べると吐くって本当?

個体差にもよりますが、猫草を食べて毛玉ごと吐き出す猫ちゃんもいます。
もちろんそのままうんちとして出てくる猫ちゃんもいます。

吐き出す猫ちゃんには猫草は向いていないかもしれません。
日頃のブラッシングや毛玉ケアのキャットフードを
与えるなどして胃もたれ・胸やけを起こさないよケアしてあげましょう。

猫草はいつから与える?

猫草を与える年齢に決まったルールはありませんが
まだ固形のフードを食べられないような仔猫には与えないよう注意しましょう。

猫草を与えるなら、成猫になってからの方が安心です。

また高齢の猫ちゃんも消化能力が弱ってきているので、無理やり食べさせるのはやめましょう。
猫草は猫ちゃんとのコミュニケーションやスキンシップの一環として、楽しみながら与えるのが最適な使い方です。

猫草栽培キット買ってみた

今回は実際にわたしも猫草を育ててみようと思い「にゃんベジ」という栽培キットを購入してみました。
育成方法は中に水を250ml入れて日の当たるところに放置するだけと非常にシンプルなものでした。

実際に我が家の猫にも「猫草」食べさせてみた

実際に我が家のちょこさんにも猫草をあげてみました。
気になる様子で「クンクンクンクン」した後に少しかじって終了~
うちのちょこさんは野菜嫌いなのか・・・

まとめ

猫草はねこにとっての嗜好品で人間でいうガムのようなもの。
好んで食べる猫ちゃんもいるが全く食べない子もいるみたいです。

あなたの猫ちゃんはどうでしょうか?
わたしは猫草が育っていく過程も楽しめました。
ホームセンターなどで販売してますので試してみてはいかがでしょうか